2016年07月

石川県、富山県、福井県で遺品整理を営んでいますASKメモリアル北村です。昨日は、勉強仲間のお店に行ってきました。 そこにお客さんで来られていたご年配方から、私が遺品整理の会社をしているという事で、非常に興味を示されました。 
その方が言われたのは、代々続く家で、蔵もあり先祖代々の物もたくさんある。自分が歳も歳なので、早めに整理をしたいのだけども、私達ではどうにもならん。古い物と蔵なので、機械で壊すのも手だが、先祖代々の物をそのように扱うのも忍びないし、何より価値がわからない。 かといって以前、何度も蔵を見せてくれといって来ていた骨董業者に見せると蔵を荒らされる心配があって見せたくない。 どーしようかと思っていたとの事でした。

そのお話を伺って皆さん、同じような心配をお持ちで、名家であればあるほど、整理が進まない原因の一つだと思いました。

その方にご説明したのは、私どもは整理をさせていただきますが、価値のありそうな物は、すべて市場に出し、第三者の目で査定致します。市場はその上で、贋作、古いだけで価値のないのも等をより分けて競りにより値段をつけます。
あとは、代行手数料と、輸送料はいただきますが、残りの売買代金はお戻しさせていただきます。それであれば、整理も可能ですし、価値がわからないために二束三文で買い叩かれる心配もなく、正しく査定をして競りにて値段をつけますので、公平な金額となり、安心かと思います。とご説明させていただきました。

そう説明するとその方は、非常に喜んでいただいて、とてもいい話を聞いた、連絡するので、名刺を欲しいと言われ持って帰られました。

私も逆の立場であれば、同じ心配するなと思いましたし、その不安ごとを解消するのが、私どもの仕事だと思っています。
ASKメモリアルにお願いして良かったと思ってもらえるよう日々、努力します。

ASKメモリアル 北村です。昨日は、孤独死の方の遺品整理を行いました。部屋での孤独死されて10日ほど経って発見されたそうです。今月はこれで部屋で亡くなった方の遺品整理が3件目のご依頼になります。故人はどのような想いで亡くなったのか、とても考えさせられます。

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昨日の専務のブログを少し引用します。

改めてこの仕事の大変さと、そして誰かが片付けなければいけない。必要としている人がたくさんいる仕事だという事を実感しました。

そして思う事があります。

1枚の写真が部屋にありました。
お子さんと笑顔で写っている写真です。
孤独死をしたくて孤独死したわけじゃないんだと。必ず遺族がいて、出来ることならば遺族の側で亡くなるのが1番幸せだったんだと。
私達の職業は遺品整理という仕事ですが、これからもっともっと私達の仕事を色んな人に伝え、出来れば生きているうちに片付けてほしい。そして自分の親が孤独死にならないようにしてほしい。そう強く思います。


今後少子高齢化が進むと同時に高齢者の方の一人暮らしが急増します。間違いなく今回の様な孤独死の案件が増えてきます。


でも今の時代携帯1本で簡単に連絡がとれます。しっかりと親族の方と連絡を取れる様にし、ちゃんと元気でやっているか?困った事はないか?


もし心当たりがいる方は必ず連絡をとってください。

きっと誰もが孤独で死にたくないし、死んでまで人に世話になる事を望んでいないと思います。
だから私達に出来る事はこういう実態がある事、そして今後増え続けるだろうという事を伝える事だと思います。もっともっと想いの込めた遺品整理が出来るよう社員の皆んなと協力し合い今後も努力を続けていかないといけないと強く思いました。



私どもの会社を通して、少しでも、社会のお役に立てたらと強く感じた次第です。
これからも、努力し続けます。

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