カテゴリ: 遺品整理について思うこと

ASKメモリアル 北村です。昨日は、孤独死の方の遺品整理を行いました。部屋での孤独死されて10日ほど経って発見されたそうです。今月はこれで部屋で亡くなった方の遺品整理が3件目のご依頼になります。故人はどのような想いで亡くなったのか、とても考えさせられます。

image

昨日の専務のブログを少し引用します。

改めてこの仕事の大変さと、そして誰かが片付けなければいけない。必要としている人がたくさんいる仕事だという事を実感しました。

そして思う事があります。

1枚の写真が部屋にありました。
お子さんと笑顔で写っている写真です。
孤独死をしたくて孤独死したわけじゃないんだと。必ず遺族がいて、出来ることならば遺族の側で亡くなるのが1番幸せだったんだと。
私達の職業は遺品整理という仕事ですが、これからもっともっと私達の仕事を色んな人に伝え、出来れば生きているうちに片付けてほしい。そして自分の親が孤独死にならないようにしてほしい。そう強く思います。


今後少子高齢化が進むと同時に高齢者の方の一人暮らしが急増します。間違いなく今回の様な孤独死の案件が増えてきます。


でも今の時代携帯1本で簡単に連絡がとれます。しっかりと親族の方と連絡を取れる様にし、ちゃんと元気でやっているか?困った事はないか?


もし心当たりがいる方は必ず連絡をとってください。

きっと誰もが孤独で死にたくないし、死んでまで人に世話になる事を望んでいないと思います。
だから私達に出来る事はこういう実態がある事、そして今後増え続けるだろうという事を伝える事だと思います。もっともっと想いの込めた遺品整理が出来るよう社員の皆んなと協力し合い今後も努力を続けていかないといけないと強く思いました。



私どもの会社を通して、少しでも、社会のお役に立てたらと強く感じた次第です。
これからも、努力し続けます。

昨日は、弊社の四半期総会でした
image
3ヶ月に1度、1日時間をとって、会社の方向性を再確認しながら、今後、自分たちは、どうしていくべきかを話し合います。
image
遺品整理会社として、事業の目的は何なのか?何のためにこの事業をやっているのか?それが、なければ、極論ですが、お金が入れば、儲かれば、それでいいとなってしまうと思います。もしかしたら、それで、事業が一時的に繁盛するかもしれませんが、そのような会社は、そのうち淘汰されると私は思っています。
弊社が、今でも遺品整理業者でやれているのは、この事業を通して困っている人の役に立ちたい、社会の役に立ちたいと思い、その目的と照らし合わせて事業をしてきたからだと思っています。

 弊社経営理念はA愛、安心S誠実、誠意K感謝、感動を企業理念とし、物流を通してお客様、社員、協力会社様の物心両面の豊かさの追求そして物流を通して北陸、アジアに貢献できる企業を目指します。です。今後も経営理念と照らし合わせながら社会のお役に立てるには、どうしたらいいかを常に考えながら、実行していきます。image

土曜日は海外輸出のコンテナの積み込みでした。image
image
年々増えていく御依頼のおかげもあり、20日から25日に1本のペースで輸出が出来ています。ありがとうございます。海外への輸出のきっかけは、以前は引き上げ品は廃棄をしていたわけですが、もし、自分の家族の遺品を壊されて廃棄されているのを、御依頼主が知ったら、どう思うだろうか?故人はどう思うだろうか? そして、まだまだ使える物達は、もっと使って欲しいのではないだろうか?と思ったのが、きっかけです。その結果、今では、使える物はほぼ途上国へ輸出をできるようになりました。image
ISO14001を弊社も取得しているわけですが、私どものような遺品整理会社は社会的にも責任が、重たいと思っています。少しでも、御依頼主に喜んでもらえるように、故人に喜んでもらえるように、物にも喜んでもらえるように、そして、発展途上国の方にも喜んでもらえるように、しいては地球環境にも優しく企業であれるように、日々努力していきます。

先週末は、北海道の千歳にある遺品整理士認定協会に行ってきました。image
肝心な写真を撮り忘れ石川に帰る最終日、撮りに行ったら日曜日でまさかのビルが閉まっており、ビルの外観のみですが、撮影してきました。image
新しい需要としてできてきた遺品整理業界ではありますが、日々、どうしたらご依頼主様から喜んでいただけるかを試行錯誤しながら、業界の発展に寄与できるよう努力致します。

ASKメモリアル 北村です。
今回、貿易に出したコンテナの送り先フィリピンに視察に来ています。 整理させていただいた、遺品に新たな地で、再利用をしてもらうための場所です。 image

輸出のパートナー先に訪問させていただいて、今のフィリピンの状況、出した品がどのように再利用されていくかの流れを確認させていただきました。 image

ハプニングでパートナー先で、火災に遭遇しましたが、大事にならずにすみ、一安心でした。 image

ご依頼主様の整理させていただいた遺品を発展途上国に運び、新たな持ち主のもとで、使っていただくのは、きっと、依頼主様も故人も遺品も喜んでもらえるのでは、そして環境にも優しいのでは、ないかという想いでしています。
これから、もっとお役に立てるよう努力していきます。

↑このページのトップヘ